アンガーマネジメント静岡教室のコラム

怒ってもらえて良かったということがある

どうしても怒らなければならないことというのは、実はそう多くはないようです。

そもそも怒りやイライラの感情というのは、脳の反射です。

脳の反射がどうして起きるかといえば、それは自分の自我の問題で、自分がどうしても守りたい、どうしても通したいと思っていることが邪魔されたり壊されたりした時に、それに対する反射として怒りの感情が起こるんです。

要するに、「怒りは自我のため」ではあるんですが、ここで注意しておきたいのは、「自我のため」だからといって、全てが「わがままのため」とか「自己中だから」というわけではないということです。

「自我」というものには、人それぞれに「守備範囲」というものがあります。

その「守備範囲」が、すごく単純に「自分ひとりだけが得する範囲」だったりすると、そこから生じる怒りも「自分ひとりだけのための怒り」にしかなりませんが、もしその「守備範囲」が、「自分の愛する人を守りたい」という範囲であったり、「自分の尊敬する人を尊敬しつづけたい」という範囲であれば、それはもう「自分ひとりだけのため」ではありません。

そのように、「守備範囲」が「相手のため」であれば、「相手を守りたい」という自分の強い要求が邪魔されたり壊されたりすることでも「怒り」が生じます。

そのような怒りを、守りたい相手に対して向けるということがあります。もしそこで怒りを向けられた相手が、「ああこの人は私を守るために怒ってくれたんだ!」とはっきり感じることができれば、その怒りは相手が受け入れてくれるものになるでしょう。

一番わかりやすい例をあげれば、高いところで危ないことをして遊んでいる子供に対して、親が大声で、「ダメ! すぐやめなさい!」といって怒るケースです。

急に大声を出されて子供はびっくりするでしょうけれども、(状況の詳細によって一概にはいえませんが)それで親が嫌いになったりすることもないでしょう。 « 前のコラム:怒っても理解してもらえるということもある
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興津諦ポートレイト
Writer: 興津おきつあきら
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。台北市永漢国際教室専任講師などを経て、1994年大修館書店『月刊言語』に論説『日本語学習者のための新しい日本語文法』を発表。「する/した」「見える/見えた」など、それまで「現在/過去」「未然/已然」「未完了/完了」などと説明されてきた語形変化の意味を、「時制」などの客観基準よりも意識の深い層で主観的に行われる「請け合い/受け止め」という認識行為であることを世界で初めて特定。人が自分の思考や感情も認識の対象としていることが言語にはっきり表れているという新たな事実を明らかにし、以後の研究は思考や感情の自己管理方法へと発展している。アドマック株式会社代表取締役。アンガーマネジメント静岡研究所所長。
【著書】  『夢色葉歌 〜みんなが知りたかったパングラムのすべて〜』(1998年新風舎出版賞受賞)
『日本語入門 〜The Primer of Japanese〜』
『日本語の迷信、日本語の真実 〜本当の意味は主観にあった〜』
『パーミストリー 〜人を生かす意志の話〜』

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