アンガーマネジメント静岡教室のコラム

アンガーマネジメントで思考の方向を修正する

私たち人間は、思考するという素晴らしい能力をもっています。
でもそれは、危険なことでもあるんです。

相性が悪いと考えて解決することはありません。それに気づくのがアンガーマネジメントです。
他の動物たちと比べると、人間の脳は巨大です。

なにしろ、体全体の血液の20パーセントが脳で使われているというんですから大変なものです。その脳に、血液が正常に流れ続けていないと、脳梗塞・脳出血・脳動脈瘤・くも膜下出血といったいわゆる「脳卒中」にかかってしまい、命まで脅かされます。

脳梗塞などにならないようにするためには、さまざまな予防法がいわれていますが、原因の代表となるのが高血圧だそうです。

そして高血圧の原因には、糖分やアルコールの摂りすぎや肥満、運動不足などがあるそうですが、中でも、自律神経のバランスが崩れることによっても高血圧となるのだそうで、その場合には「なにかを摂りすぎている」といった自覚できる原因ではないのでやっかいです。

自律神経は、呼吸法のトレーニングなどでも整えることができますので、アンガーマネジメント静岡教室でも『アンガーマネジメント講座呼吸編』を現在準備中ですが、なにより問題になるのが日ごろのストレスです。

イライラ・怒りの感情に支配された状態が続いたり、それをひたすらガマンする日々を送ったりしていると、ストレスはどんどん蓄積してきます。

ストレスが溜まると自律神経がバランスを崩してしまい、血液中に糖分が増えつづけてしまうそうです。

そうなると、血管が傷つきやすくなって動脈硬化となり、高血圧になってくるというんです。

ストレスを増やしてしまうということは、精神的につらいという以上に、脳の健康や生命の維持にとっても最悪だということがいえるようですから、なんとしてもそのストレスを減らすための対策をとらなければなりません。

アンガーマネジメント静岡教室では、「怒り思考」から自由になるための『アンガーマネジメントステップアップ講座思考編』を中心に、ストレスを根本から解消するためのメソッドを提供しています。

怒り思考とは、自分では自覚できない怒りも含めて、「いやな気分」や「最悪の気持ち」を生み出してしまう思考のこと。

なによりもまず、怒り思考は自分で自覚することができます。

「悪いのは自分じゃない。相手が間違っている。自分は間違っていない」

「自分ばかりがどうして損をするのか。どうして自分ばかりガマンしなきゃならないのか」

もしそんな思考をしていたら、それが怒り思考です。

怒り思考は「自分を苦しめる思考」です。怒り思考を続けることによって、ストレスはどんどんたまっていきます。

つまり、ストレスの原因の多くが怒り思考だともいえるんです。

でもどうして、私たちはそんな苦しい思考にはまっていくんでしょうか?

その答を簡単にいえば、「思考するのは簡単なことで、いくらでも思考できるから」ということになるでしょうか。

そして私たちは、そのように思考することが「正しい」と信じてしまっています。

「自分は正しく、相手は正しくない」という不自由な図式の中に閉じこもって、その閉鎖された思考空間の中でとめどない思考を続けてしまうんです。

自分のストレスの原因は、相手であるということ以上に、自分の思考そのものである。

そんなふうにいわれてしまうと、「そんなのはおかしい。だって相手が悪いのは明らかなんだから!」と考えたくもなるんですが、そのように考えることが「怒り思考」そのものなんですね。

「じゃあどうやってその怒り思考をなくすの? 相手が悪いのになくしようがないんじゃないの?」

そのように思われるかもしれませんが、そこでもう一度確認してください。

アンガーマネジメントが目的としているのは、「自分のイライラや怒りから自由になって、イライラや怒りを支配する方法を身につけること」です。

「相手の間違いを相手に認めさせること」というのも、私たちが生きていく上では、さまざまな局面で目的にはなってきます。

ところが、「自分が怒り思考に支配されてしまっているうちは、自分が相手に何を言っても、相手はその間違いを正そうとはしてくれない」というのも、認めざるを得ない現実なんです。

「人の主張を素直に聞いてみる」

そんなことができるようになるためには、その人との対立を解消するしかありません。

つまり、あなたが相手と対立しているようなら、相手はあなたの言うことなど何ひとつ聞いてはくれない、というのが現実なんですね。

だから、相手を変えたいと思うならなおさら、あなたは自分の怒り思考から自由になって、相手との対立を自ら解消してしまう必要があるわけです。

そうすることでしか、あなたはストレスから自由になることはできません。

怒り思考をしない自分になることでしか、ストレスも、対立も、解決には向かわないということです。

「そうはいっても、かなり難しいことなんじゃないの?」

いえいえ、決して難しいことではありません。

それは、怒り思考に費やしている「思考」という苦行を、もっと自由な方向へと切り替えるだけのことだからです。

私たち人間は、思考するという素晴らしい能力を与えられています。

その能力によって、私たち自身が殺されてしまってはたまりません。

だからその能力によって、私たちは自分を生かし、相手を生かすことができるようになるしかないんです。



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興津諦ポートレイト
Writer: 興津おきつあきら
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。台北市永漢国際教室専任講師などを経て、1994年大修館書店『月刊言語』に論説『日本語学習者のための新しい日本語文法』を発表。「する/した」「見える/見えた」など、それまで「現在/過去」「未然/已然」「未完了/完了」などと説明されてきた語形変化の意味を、「時制」などの客観基準よりも意識の深い層で主観的に行われる「請け合い/受け止め」という認識行為であることを世界で初めて特定。人が自分の思考や感情も認識の対象としていることが言語にはっきり表れているという新たな事実を明らかにし、以後の研究は思考や感情の自己管理方法へと発展している。アドマック株式会社代表取締役。アンガーマネジメント静岡研究所所長。
【著書】  『夢色葉歌 〜みんなが知りたかったパングラムのすべて〜』(1998年新風舎出版賞受賞)
『日本語入門 〜The Primer of Japanese〜』
『日本語の迷信、日本語の真実 〜本当の意味は主観にあった〜』
『パーミストリー 〜人を生かす意志の話〜』

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