A=CLの法則。怒りは要求と理解不足をかけ合わせたもの。

アンガーマネジメントステップアップ講座「思考編」

今まで意識されることが少なかった「善玉思考/悪玉思考」(A思考/B思考)という2つの思考タイプを識別できるようになるための4時間の集中講座です。

「A=CLの法則」をベースにして、自分の怒りやイライラの原因を自分で特定し、そこから始まる「悪玉思考」を「善玉思考」に切り替える習慣を身につけます。

このページ内のインデックス

A=CLの法則
善玉思考と悪玉思考

A=CLの法則

A=CLの法則。怒りは要求と理解不足をかけ合わせたもの。
「怒り」や「イライラ」(以下「怒り」)を生み出す原因は大きく2つあるというセオリーです。

その2つとは、「要求」と「理解不足」。怒りはこの2つがかけ合わさって生みだされます。「要求」が強ければ怒りを大きくすることになり、「理解不足」の状態が続けば怒りはおさまりません。

「要求」があったとしても「理解不足」が「0」(完全になくなる)なら怒りは解消し、「理解不足」であったとしても「要求」が「0」(ない)なら怒りは発生しないのです。
A=C×L

A:怒り(Anger)

C:要求(Claim)、期待(Illusion)、希望(Hope):原因となる “物質” (Causative substance)

L:理解不足(Lack of understanding and/or prediction):原因となる “状態” (Causative state)

C=0(要求なし) または L=0(理解不足なし) の場合、A=0(怒りなし)

要求とは?

「要求」とは「自我の保全」というべきもので、自分が大事にしているものごとを守り通したいと考えていることです。

この「要求」は、私たちの思考の中に生まれる “脳内物質” のような要素となって、欲求・主張・愛情・執着・依存・プライド・責任・エゴ・義務・善意・信念などになります。他者、環境、自分など、私たちが認識の対象としているひとつひとつがこの「要求」を向ける対象となり得ますが、日ごろ特に多いのは身近にいる人が対象となるケースです。「早く帰って来てほしい」「部屋を散らかさないでほしい」「成功してほしい」など、いっしょに生活している家族に対する要求や願いは誰にでもありますし、職場では「職務」という義務を負うことになっていますから、相互に厳しい要求も出てきます。

「いえ、それはマナーの問題ですから私個人の要求ではなくて、社会の要請です」とか「これは職場全体の要請だ」と考えることもあるかもしれませんが、「自分の怒りやイライラ」を生じさせるのはあくまでも「自分」です。アンガーマネジメントは「自分の怒り」を管理することですから、自分の怒りやイライラの原因はどこまでいっても自分の中にあるということで、「自分=社会」とか、「自分=職場」というふうに思い込んでしまわないようにすることも重要になります。

理解不足とは?

対象に対する理解度が不足しているという “状態” のことで、「理解」とは「対象の言動などを予測可能なレベルの的確な理解」であることを意味します。ある相手に対して「こうするべきだ」と自分は考えているのに相手はそれに大きく反しているということがあります。自分からの要求が強くて相手の反し方がひどければ怒りも大きくなりやすいということになるのですが、「相手がどうして自分の要求に反するのか?」という「相手側の事情」を正しくはっきりと理解することによって、相手の言動は予測も可能になり、怒りも解消します。理解不足が大きいままなら、怒りも大きいまま持続します。

たとえばAさんに対して同じ要求をしていたBさんとCさんがAさんのある言動を受けたとして、Aさんに対する理解度が高いのがBさん、低いのがCさんだったとすれば、CさんはBさんよりも怒りの度合いが高くなります。

自分の要求を自覚して区別する

自分の方から「要求」が生じていることを自覚することができれば、その要求が「どうしても必要な要求」なのか、「先送りしてもよい要求」なのか、あるいは「自分から引っ込めてしまうべき要求」なのかといった区別ができるようになります。

相手の事情を正しく理解する

「相手がどうしてそうしたりそう言ったりするのか?」という原因や理由について、考えられるあらゆる側面から理解することができていれば、相手の言動が自分の要求に大きく反するものだったとしても、なぜ反するものになったかがわかっていますから、怒りという反応は出にくくなりますし、怒りが出てしまってもそこから悪循環に向かうような思考(悪玉思考)には陥りません。

どこまで要求するべきなのか?

相手に対する要求には「相手のため」を思っての要求や希望も多く、「相手のため」という思いが強ければ強いほど、反してこられた時の怒りも大きくなってしまうというのが普通です。その要求が「自分のためではない」「正当なものだ」という思いが強いほどに、それに比例して要求や期待そのものも強くなるということでもあります。

従って、どこまで要求すべきか、どこまで期待すべきかという問題は、要求や期待を生みだしてしまうことになる「相手のため」や「社会のため」を基準にするのではなく、自分が怒りの感情という束縛から解放されて「楽になる」ことを基準にして考えることをおすすめしています。それがアンガーマネジメントそのものだからということもいえますし、そうすることによってしか相手からの信頼が得られないというケースが多いためでもあります。

どこまで理解するべきなのか?

相手が置かれた個別の状況や、そのときどきの相手の感情を理解するということはもちろんですが、相手の性格というものをどこまで理解しているかという問題も重要です。性格というものは誰でも好き好んで持っているものではなく、親からの遺伝や、生まれてからの生い立ちなどによって「持たされてしまったもの」です。また、悪い性格は誰でも持たされているものですし、同時に良い性格も持っています。それら全てを理解してやろうというぐらいの大きな姿勢で臨むことが、相手を理解する上ではとても重要なことになってきます。

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講座 時間数 受講料 開催日 時間
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アンガーマネジメント入門講座90分 3,240円 第1〜第4 月・土 12:30〜14:00 予約する
アンガーマネジメント入門講座90分 3,240円 第1〜第4 月・土 19:00〜20:30 予約する
どの講座からでも受講可 受講料(教材費込・税込)は銀行振込(振込手数料受講者負担)となります 教室定員12名 先着順締め切り

善玉思考と悪玉思考

怒り・イライラから始まるのは “善玉思考” か “悪玉思考” か?
「怒り」という感情になっても、そこからどう思考するかが問題です。怒りに支配されない思考が「善玉思考」、支配されてしまった思考が「悪玉思考」です。

「怒り」「イライラ」という感情自体は、「痛み」などと同じ反応(脳の反射)です。問題は、そこからどう思考するか?ということ。

「善玉思考」に行ければ問題ないんですが、「悪玉思考」に行ってしまうと、信頼関係が壊され、憎悪が生まれてしまいます。

アンガーマネジメントステップアップ講座「思考編」は、今まで意識されることが少なかった「善玉思考/悪玉思考」という相反する思考タイプを意識できるようになるための講座です。

脳科学(ニューロサイエンス=神経科学)や生物学、社会学など、最新科学が提供してくれる最新情報をフル活用していきます。

この講座をきっかけにして、「悪玉思考」を「善玉思考」に切り替える習慣が日常の生活の中で身につくようになり、怒りで失敗しない毎日を送ることができるようになることを目ざします。
思考のタイプ 善玉思考 悪玉思考
別名 A思考
Affirmation(存在の肯定)
B思考
Bondage(感情の奴隷)
どんな思考? 怒りを支配する思考
きずなを優先する思考
怒りの原因が自分にあるかもしれない
怒りに支配される思考
自分の気分や論理を優先する思考
怒りの原因は相手にあるはずだ
どんな気持ち? 「相手を生かしたい」
「自分を振り返りたい」
「相手を理解したい」
「自分を通したい」
「相手を追及したい」
「自分を理解させたい」

本当に善玉思考ができるようになるんですか?

「自分はどうやら悪玉思考に行きやすいようなんだけど、本当に善玉思考ができるようになるんだろうか?」

─── はい、もちろんできます。

というか、あなたもすでにできているんです。生まれつきそれがちゃんとできていたということもいえます。

ただ、今まではそれを意識することがなかったというだけ。

善玉思考/悪玉思考について、今までどおり無意識のままでいると、実際に自分が悪玉思考にはまってしまった状態でも、何が原因なのかわからないままトラブルにはまっていきます。それは断絶、憎悪、人間不信、軽蔑、孤独といったトラブルです。

科学的な裏づけとなる情報や、具体的な事例を学ぶことによって、今の自分が善玉思考/悪玉思考のどっちなのか、自分で意識することができるようになります。

意識することができれば、自分で思考の修正をすることもできるようになってきます。

善玉思考って「善意」とは違うの?

はい。違います。

善意というのは「相手のためになることだ」と考えることですが、それは「思考のタイプ」ではなく、個別の考えに対して「善か悪か」という道徳的な基準で評価を決め、「これは善だ」という道徳的な評価を主観的に下すことです。

それに対して「善玉思考/悪玉思考」というのは、あくまでも「思考のタイプ」であって、思考の内容それ自体には「善か悪か」という道徳的な基準や評価はありません。

「善玉思考/悪玉思考」は、「自分を楽にする」ことになる思考タイプか、それとも「自分を苦しめる」ことになる思考タイプかという区別(思考のタイプによる分類)です。

ですから、善意でしたつもりだったのにそこに悪玉思考があった! なんていうこともあるんです。

たとえば、「まだわからないの? 教えてあげるからちゃんとやってね!」というのは恐らく「善意」には違いないでしょう。でもそこには相手に対する「要求」があって、その要求に対して相手が応えてくれないということでの「怒り」までがあったりもします。

多くの場合、怒りの原因は相手に対する要求です。

この場合も「要求」があるわけですから、いくら善意であるとはいっても、要求に始まる善意では「悪玉思考」になってしまいます。

善玉思考と悪玉思考を分ける基準とは?

怒りに支配されないようになるためには、悪玉思考に支配されないことが必須です。

でも普通は、今の自分がしている(陥っている)思考が悪玉なのか善玉なのか、自分では何とも判別できません。

当サイトでは、自分が何パーセントの善玉思考をしているか、すぐにチェックできるページも用意しましたが、そこで「基準」としていることというのは、およそ次のようなことです。

私たち人類は「共存してこそ生きられる」ようにできています。永い進化の過程を経て、遺伝子レベルでそのような「本質」をもって共存しているんです。私たちの祖先が「言葉」を使うようになったのは二十万年ぐらい前だといわれていますが、人類と他の生物の違いを決定づけるその「言葉」も、他の生物以上に共存を本質としてきたことの表れでしょう。

この「本質」と合っているかどうか? つまり「共存の原理」に反しない思考であるかどうか? ということが、善玉思考と悪玉思考を分ける基準になります。

つまり、善玉思考であれば共存できる(共存が容易になる)ということ。そして、悪玉思考では共存できない(共存が困難になる)ということです。

悪玉思考は私たちの本質に反する性質をもっていますから、「相手が悪く、自分は悪くない」といった悪玉思考から自由になれない限り、私たちは思考によって苦しみつづけなければならなくなるんですね。

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アンガーマネジメント入門講座90分 3,240円 第1〜第4 月・土 12:30〜14:00 予約する
アンガーマネジメント入門講座90分 3,240円 第1〜第4 月・土 19:00〜20:30 予約する
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