イライラ無料相談が2月から始まります

きょうはとても穏やかなご年配の女性とお話する機会がありました。

「若いころはよくイライラしていましたが、年齢とともにそういうこともなくなってきました」

とのことで、アンガーマネジメントも必要なさそうでした。

年を取ってもイライラしてしまうという人は、気持ちが若いということもあるのかもしれません。イライラしたり、怒ったりすることが「ダメ」だと頭から決めてかかるのではなく、アンガーマネジメントではそうした感情を客観的にとらえ直そうということです。

そして、もうすでに自分のイライラはほとんど解決していますよという方であっても、その「解決」のしかたがどうなのかということも確認しておきたいところです。

というのは、解決といっても「あきらめた」というだけであったり、「目に見えないガマン」をしていたりすると、そのうちまた爆発したり精神的に参ってしまったりすることがあるからです。

「あきらめ」や「目に見えないガマン」というものは、怒りやイライラが生み出した副産物です。その副産物があるということは、その元のところに怒りやイライラを抱えたままになっているということです。

つまり、自分の中の怒りやイライラに蓋をして、意識しないようにしているということになります。

アンガーマネジメントでは、むしろそれを意識の表に出すことで、いつかまた起こる爆発や精神的な疲労にならないことを目ざします。

2月から、「イライラ無料相談」を開催していきます。

ご参加にはご予約をいただきます。

Akira Okitsu
1960年6月静岡市生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。語学教育と教員指導の経験から、脳科学・心理学・言語学からなる認知科学の研究を始め、1994年言語学専門誌『言語』(大修館書店)にて、無意識下で「(見え)る/(見え)た」などの語形を決定する認識の根本原理の存在を言語学史上初めて指摘する。認知科学の知見を実用化して、アンガーマネジメント・メンタルトレーニングプログラムの開発、観光振興関連コンテンツの開発を行っている。アドマック株式会社代表。日本認知科学会会員。 【著書・著作】 ■『日本語入門 The Primer of Japanese』(1993年富士国際日本語学院・日本語ブックセンター創学社) ■『新しい日本語文法』(大修館書店『言語』1994年12月号) ■『夢色葉歌 ─ みんなが知りたかったパングラムの全て』(1998年新風舎出版賞受賞) ■『興津諦のワンポイントチャイニーズ』(2011年〜2012年SBS静岡放送ラジオ) ■『パーミストリー ─ 人を生かす意志の話』(2013年アドマック出版) ■『日本語の迷信、日本語の真実 ─ 本当の意味は主観にあった』(2013年アドマック出版) ■『余ハ此處ニ居ル ─ 家康公は久能にあり』(2019年静岡新聞社)

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