無限に異なる普通がある。
「普通そうでしょ?」
こんな考えが一番危ない。
自分の中の「普通」に支配されていると「他者の異なる普通」が許容できないからだ。
「だってそれ普通だから」
そんなふうにしか考えられないと、その考え方が衝突やストレスを生む。
普通は無限にある。人が違えば普通は異なる。
賢者はたくさんの、無限の普通に興味を持つ。
1960年6月静岡市生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。語学教育と教員指導の経験から、脳科学・心理学・言語学からなる認知科学の研究を始め、1994年言語学専門誌『言語』(大修館書店)にて、無意識下で「(見え)る/(見え)た」などの語形を決定する認識の根本原理の存在を言語学史上初めて指摘する。認知科学の知見を実用化して、アンガーマネジメント・メンタルトレーニングプログラムの開発、観光振興関連コンテンツの開発を行っている。アドマック株式会社代表。日本認知科学会会員。
【著書・著作】
■『日本語入門 The Primer of Japanese』(1993年富士国際日本語学院・日本語ブックセンター創学社)
■『新しい日本語文法』(大修館書店『言語』1994年12月号)
■『夢色葉歌 ─ みんなが知りたかったパングラムの全て』(1998年新風舎出版賞受賞)
■『興津諦のワンポイントチャイニーズ』(2011年〜2012年SBS静岡放送ラジオ)
■『パーミストリー ─ 人を生かす意志の話』(2013年アドマック出版)
■『日本語の迷信、日本語の真実 ─ 本当の意味は主観にあった』(2013年アドマック出版)
■『余ハ此處ニ居ル ─ 家康公は久能にあり』(2019年静岡新聞社)
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