手相というと「占い」という言葉がすぐに浮かんできます。
現代では確かに、手相は占いの一種であるとされているんですが、19世紀のヨーロッパでは大学でも手相が研究されていたことがあったんだそうで、手のひらに刻まれた線がその人の性格や運命とどう関係しているかということが、かなり高い確率でわかるようになってきたようです。
手相を見るということは、古代のインドや中国でも行われていたそうですが、現代に行われている手相の見方は、そんなヨーロッパから始まったものが主流となっているそうです。
その後手相は科学ではないということになってしまい、手のひらの線の意味するものが科学的に研究されるということはなくなってしまったようですが、だから手相は意味のないものだともいえないようで、その人の性格やものの考え方の傾向を判断するためには、非常に優れたツールであり続けています。
それが「当たるか当たらないか」という見方をすれば「占い」ということになりますが、それとは別の見方をすることもできます。
というのが、「手相から始まるコミュニケーション」という見方です。
現代では、顔の見えない電話というコミュニケーション方法は当たり前のもののひとつとなり、そこからさらに声の聞こえないコミュニケーションである電子メールやチャットも普通に行われるようになりました。
人対人だったコミュニケーションが、人対コンピューターシステムのようになり、面と向かっての顔と顔、肉声と肉声のコミュニケーションは、数あるコミュニケーション方法のひとつでしかなくなってきたようです。
そのような時代の流れと真逆を行くのが、手相を使ったコミュニケーションです。
手相についての基本的な知識を身につけることが前提となりますが、その知識をもって相手の手のひらを手に取り、相手の性格について、相手の歩んできた人生について、これから歩んで行くかもしれない人生の方向についてなど、そんな普通ではなかなか行われないような話題について、初対面の人とであっても、心の深い部分で会話を交わすことができるようになるというのが手相のすごいところです。
このような手相の優れた点を一言で言うなら、 “相手を理解するための会話ができる” ということ。
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