夫婦円満、家庭円満

気のせいか年のせいかわからないが、もともと円満だった私ら夫婦が、このところさらに円満になっている。それとともに、他の人たちとの間でも、嫌な思いをすることがめっきりなくなっている。

「地球が5次元にアセンションしました」なんていう情報があったが、正直なんのこっちゃと思っていた。そんなことはあまり信じないことにしているからだし、何の証拠もないことを言われて、はいそうですかと鵜呑みにするほど中二病ではないということもある。

世界がどうなっているという報道がされるとき、その多くは「世界」ではなく「西欧と北米とオーストラリアニュージーランド」だったりする。その意味での世界がどうなっているか、昨年夏からずっと独立系メディアで追ってきた。

簡単にいうと、その世界は目覚めてきている。ということになる。主流メディアが流す情報がどれも一方的すぎて、カウンター(反論)になる情報が禁止されてしまっているからであり、もっと具体的に言ってしまうと、あの流行病(はやりやまい)がどうにもインチキくさいということであり、それに伴って登場したあの注射が何の効果もない、どころか、はっきり逆効果になっているということだ。

それでも主流メディアとその世界各国の政府は注射を義務化しようと躍起になっていて、それぞれの国の国民が就業を制限されたりして生活できなくなってきた。というので、反対運動がものすごい規模、聞いたことのないレベルで盛り上がってきた。

主流メディアはもちろんそんな報道はしないわけだが、主流でなくても独立系のメディアがいくらでもあって、インターネットの普及によって誰でも正確な情報を得られるようになっているから、テレビを見ない人の多い西欧では、むしろ真実に目覚める人が多いのだ。

最近では某国の大統領選挙があり、現職の男性候補と新人の女性候補が争ったところ、世論としては圧倒的に女性候補有利で、得票もきっと多かったはず、つまり本当なら勝ったはずだったのだが、なぜか不人気の男性候補が当選して続投ということになってしまった。某独立系メディアでは、女性候補は巨額の賄賂をもらって身を引いたのだという説も出ているが、もし彼女がそれで済んだにしても国民は許さないだろうから、まだまだこれから大いに荒れることだろう。

あの注射のことで言えば、どうやら注射するほど悪化するという統計がはっきり出てきていて(もちろん主流メディアは報道しない)、政治としては2回やれば収束しますと言っていたのに、3回じゃないとダメだの、4回めも、その後も、まだまだ続きますよという話にすり替わってしまった。

日本も西側にいて、しかも自民党政権は見事にアメリカ様の奴隷なので、3回、4回と続ける政治が行われることになる。これでどうして目覚めないのかといえば、日本人がテレビの見過ぎだからだ。

昔から、テレビというのは、本当のことは言ってはいけないルールでやってきた。

例をあげよう。まず、原爆だ。日本の2都市に落とされた原爆、さらに東京をはじめ各地でやられた大空襲によって、日本人はとんでもない数の命を奪われた。幼い子どもも大勢殺された。これは、民間人を虐殺したという紛れもない事実であって、明らかな戦争犯罪だ。でもテレビは決して言わない。本当のことは言ってはいけないというルールがあるからだ。

もちろん、小さな悪については、いくらでも本当のことを言うだろう。観光船が沈没して大勢亡くなったという事故があれば、運営している会社の社長が杜撰だったと報道する。

原爆や大空襲のような巨悪に比べたら、こんなのは小さな悪に過ぎない。テレビが嘘をつくのは、巨悪についてなのだ。

NHKの長谷川さんが亡くなったのは2011年の10月だった。長谷川さんは暗殺されたんだと思っている人が多く、実際、ほかに死ぬ理由なんてないのだが、どうして暗殺されたと判断できるかというと、NHKで911テロの特集番組を放送したしたとき、この「テロ」は明らかにおかしい、ユダヤ系の人たちは事前に知らされていたらしく、その日ひとりも貿易センタービルに行かなかった、だから米政府の言うことを鵜呑みにはできない、と言ったのだ。そう、長谷川さんはジャーナリストとしての責任を果たすべくそう発言した。だから殺されたんだろうと思われている。巨悪というのはそこにある。

この「テロ」の首謀者は、どうやら当時の米政権だったらしく、ビルの倒壊は旅客機の衝突によるものではないということを様々な専門家が念入りに検証したドキュメンタリーがいくつもある。つまりテロは自作自演とか、偽旗作戦というウソだったのだ。ウソの目的は、石油利権とか、巨大な利益を得ることだ。

今回の注射も、これが今後もしインチキだったとばれても、テレビは報道しないかもしれない。薬害でひどい目にあったり命を落としたりしても、それは「自分で希望したんだから自己責任だし、因果関係も不明」とされて泣き寝入りするよりほかないことになるかもしれない。

こういう話をSNSなどでつぶやくと、アカウントが停止されてしまう。SNSを支配するビッグテックと、ビッグファーマと呼ばれる薬の大会社、そして、西側世界のマスメディアというのは、どうにもしっかり連携していて、西側諸国の政権とともに、完璧というほどに意思統一がなされているからだ。

まあとにかく、テレビと政府の言うことは鵜呑みにしないほうがいい。

そんなことを考えていると、これから先、世界はどうなっていくのかと不安になってしまうかもしれないが、とても明るい兆しもあるらしい。

というのが、これまでの巨悪(世界の巨大企業や中央銀行を支配する超巨大資本)は退治されつつあるという報道だ。もちろん、主流メディアでなく、テレビに出てこない独立系メディアでそう言われている。

旧ソ連でやっているあの紛争も、大国の側が小国の巨悪を見かねてやっているという見方が圧倒的に有力だ。

そのように、巨悪退治がこのまま進みそうなので、私たち庶民は「映画を見るつもりで、ポップコーンでも用意して楽しく待つべし」とも言われている。巨悪に騙されず、自分の身の回りに起きている今までどおりの平穏な日常を楽しみつつじっくり味わうのだ。

「地球のアセンション」なんていう言葉も語られていて、それはつまり、これまでの巨悪による偽の世界が終焉を迎えて、私たち人類本来の自由と平等と博愛の世界が始まることによって、どす黒かった世界がクリーンなものに置き換わり、地球も喜んでくれますよということなのだろう。

西側のみならず、世界全体がクリーンになることで、各家庭、個人の生活も、邪悪なものとは無縁な、清いものに変わっていくのだろう。

そういえばうちも最近夫婦円満。そんな家庭が多くなっていることを願いたい。

Akira Okitsu
1960年6月静岡市生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。語学教育と教員指導の経験から、脳科学・心理学・言語学からなる認知科学の研究を始め、1994年言語学専門誌『言語』(大修館書店)にて、無意識下で「(見え)る/(見え)た」などの語形を決定する認識の根本原理の存在を言語学史上初めて指摘する。認知科学の知見を実用化して、アンガーマネジメント・メンタルトレーニングプログラムの開発、観光振興関連コンテンツの開発を行っている。アドマック株式会社代表。日本認知科学会会員。 【著書・著作】 ■『日本語入門 The Primer of Japanese』(1993年富士国際日本語学院・日本語ブックセンター創学社) ■『新しい日本語文法』(大修館書店『言語』1994年12月号) ■『夢色葉歌 ─ みんなが知りたかったパングラムの全て』(1998年新風舎出版賞受賞) ■『興津諦のワンポイントチャイニーズ』(2011年〜2012年SBS静岡放送ラジオ) ■『パーミストリー ─ 人を生かす意志の話』(2013年アドマック出版) ■『日本語の迷信、日本語の真実 ─ 本当の意味は主観にあった』(2013年アドマック出版) ■『余ハ此處ニ居ル ─ 家康公は久能にあり』(2019年静岡新聞社)
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